FC2ブログ
  • 2018_11
  • <<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • >>
  • 2019_01

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. [ edit ]
  2. スポンサー広告

「実録・小野田少尉 遅すぎた帰還」を観て。。。

8月8日、CSファミリー劇場HDで、
「実録・小野田少尉 遅すぎた帰還」を放送していました。
西島秀俊さんが小塚一等兵役で出演されているので録画していたのを昨日視聴。


昭和49年に小野田寛郎さんが帰還されたニュースが流れた時はほんとうに驚きました!
もう戦後29年も経っていたのです。

東京オリンピックも終わり、
昭和49年頃の日本といえば、1960年代の池田勇人首相の所得倍増政策からはじまって、
佐藤栄作首相の長期政権での経済高度成長期の真っ只中に続き、
田中角栄首相の日本列島改造論で沸き返っていたころだと思うのです。
裕福になるにつれ、失われていくものも多かった時代。


小野田さんは戦争が終わったことを知らず、
共に戦ってきた人が次々死んでいく中でひとりになってもまだ戦われていたという。。。
なんということを!!! どうして、日本政府から知らされてなかったのかと当時胸を痛めました。
その後、小野田さんがご結婚されたというニュースが流れた時は心から良かったと思ったものです。


で、2005年に放送された「実録・小野田少尉 遅すぎた帰還」の再放送を観て、知らなかった事実もあり、驚きました。
本作は実録、監修がご本人の小野田寛郎さんだから、ここで語られていることは事実だと思います。


日本政府は小野田少尉、島田伍長、小塚一等兵が、
フィリピン・ルバング島のジャングルで投降せずに生存していたことを知っていたのですね。
その為に空から「戦争は終ったから投降するように」と何度も呼びかけていたのです。
それを隊長である小野田少尉は敵の陽動作戦だと信じなかった。
諜報部員として戦地に赴いた小野田少尉は陽動作戦には乗らないこと、時期がくれば必ず迎えに行くという上官の言葉を信じきっていたのです。

本作では、小野田少尉役に中村獅童さん。島田伍長役に柳葉敏郎さん。小塚一等兵役に西島秀俊さんが演じられています。小塚一等兵は小野田少尉に出会った時はまだ23才だった。

彼らはゲリラ活動をするので、アメリカ兵は彼らを襲撃します。
その為に隠れ家を転々とするのです。
食料は狩猟したり、原住民を襲ったり(もちろん原住民の命は奪いません)して暮らしています。
島田伍長は子供たち(まだ見ぬ子も)の話。小塚一等兵は戦地から帰ったら結婚するはずの女の人の話。
二人はこれらの話を何十回もして笑われるしまつです。

数年後、
島田伍長(柳葉敏郎さん)が脚に銃弾を受け、足を引きずったまま隠れ家を移動中、
岩の上で敵兵の襲撃に遭ったにも関わらず、体を伏せない。
自ら頭に銃弾を受ける姿勢をとって死んでいくのです。

そして、残った小野田少尉(中村獅童さん)と小塚一等兵(西島秀俊さん)。

あまりにも投降しない二人に日本政府は、母親の手紙を木箱に入れて置いて読ませるように仕向けるのですが、
小野田少尉は出征する時、母親から「敵兵に捕まった時はこの小刀で潔く自刃するように」と言われていたので、
母からの手紙だとは信じない。
隊長小野田少尉(中村獅童さん)のこの姿勢を見て、小塚一等兵(西島秀俊さん)も母からの手紙を捨てたと嘘を言います。

ある時、民家に押し入った小塚一等兵(西島秀俊さん)が、その家の女の子に、「戦争はもう終ったから。」とトランジスターラジオを渡されるのです。
隠れ家で小野田少尉とラジオを聴くと日本放送は東京オリンピックの話題です。

しばらくは日本放送を聞く日々が続きます。

もう戦争は終っているのではないかと秘かに思っていた小塚一等兵(西島秀俊さん)はこの頃、初めて小野田少尉(中村獅童さん)に楯突くのです。
「隊長は戦争が好きなのではないか!!」と。

二人は夕日の沈む海辺で殴り合うのですが、もう次の朝には、小塚一等兵(西島秀俊さん)が謝っています。

その後、小塚一等兵(西島秀俊さん)は敵兵に銃撃されて死んでしまいます。

死ぬ間際、小野田少尉の腕の中で、ポケットから血にまみれた母からの手紙を捨てられなかったと言って小野田少尉に預けます。この時、小塚一等兵はもう51才。
小野田少尉に早く日本に帰るようにと。。。勧めます。

小塚一等兵(西島秀俊さん)の遺体が発見されたのを知った日本政府は、小野田少尉の父親、兄を現地に向かわせ、
投降するように呼びかけますが、無視する小野田少尉。

そこへ、日本から小野田少尉を探しに来た冒険家・鈴木紀夫(堺雅人さん)と遭遇。

鈴木紀夫(堺雅人さん)が誰の命令だと帰還するのかと尋ねると、
”上官”の命令だったら従うと言うのです。


それで、小野田少尉の上官だった人が来て、「任務を解く」という辞令を渡して30年振りに帰還。

でも、小野田少尉の部下二人は祖国への帰還の思いを果たせぬまま亡くなくなったのですね。

かなり、小塚一等兵(西島秀俊さん)に感情移入してしまいました。
終戦になっているのではないかと思いはじめ、それが確信へと変わっていくにもかかわらず、、
隊長である小野田少尉にはそのことが言えないでいる。
だけど、我慢が出来なくなって「隊長は戦争が好きなのではないか!!」と叫んでしまう。
そのくせ、あくる朝にはもう平常心の小塚一等兵になっている。

諦めてしまったうえでの覚悟というか。。。

これらのさまざまの心情の移り変わりを西島さんはかなり抑えた表情で演じられてましたね。
やはり上手い役者さんです。

島田伍長(柳葉敏郎さん)の最期のシーンも圧巻です。
彼も戦争はもう終っていると思っていたのではないのか。。。と思わせる表情と立ち姿。
上手いですね~。

小野田少尉(中村獅童さん)の意思の強さ、生真面目さ、または愚直さ(?)が獅童さんのぎょろ目で伝わってくるという。。。(笑)

23才の若さで戦地に赴き、終戦後日本が繁栄へと向かっている時に、諜報活動、ゲリラ戦をして30年近くを過ごした小塚一等兵。
生まれてくる子供の性別も顔も知らないで死んでいった島田伍長。


8月15日を控えて、
それにしても何とかならなかったのか。。他に彼らを投降させる手段はなかったのかと強く思いました。
そして、戦争が終ったことを伝えても、上官の言葉なしでは終戦を信じなかったという事実に驚きました。

小野田寛郎さんは、
2014年1月16日、肺炎のため東京都中央区の病院で死去されました。
ご冥福をお祈りします。




関連記事
スポンサーサイト
  1. [ edit ]
  2. 日本ドラマ

プロフィール

coco1208

Author:coco1208
ご訪問ありがとうございます。

検索フォーム

FCカウンター

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

« 2018 12  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

pagetop

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。