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日本映画「ニンゲン合格」

2013年もあと2日ほどですね~。

書きかけなので、年内にUPしてしまいます。(長いです~)


今年はどのような映画を観られましたか?

管理人は洋画ではやはり話題作が多いです。(といってもそんなに観てませんが。。。)

「最強のふたり」からはじまって、「レ・ミゼラブル」「アルゴ」「オズはじまりの戦い」「リンカーン」「プラダを着た悪魔」「ミッドナイト・イン・パリ」「アムール」「クイーン」などなど。。。

「アルゴ」が一番面白かったかな。。

「リンカーン」は監督さんがスピルバーグなので期待したけど、よく分からなかった。。。

そして、邦画ですが、

もう~これは、西島秀俊さん出演映画と、成瀬巳喜男監督作品、北野武監督作品のみという。

なんとも極端な管理人です。

で、

成瀬巳喜男監督作品から受けたゾクゾクっとした感じ。

このゾクゾク感を西島秀俊さん主演映画「ニンゲン合格」からも受けたので、

ご紹介したいと思います。

「ニンゲン合格」は、黒沢清監督作品で、1999年公開作品。

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すごく秀逸な作品。(偉そうにスミマセン)

なにが秀逸かって。。。

映画に詳しくないのでうまく言えませんが、

セリフがなくても、ワンシーンの風景と行動だけで登場人物の性格から考え方まで描写されていること。

それらのワンシーンがうまく繋がっていて、冗長でなくひとつの物語ができあがっていることです。

そして、その描写の仕方がコミカルなので、思わず笑ってしまうのです~。


でも、作品は、”家族の絆”というものをとてもシビアに捉えられているし、ある事件で人生がドッと転換してしまう怖さについてもいろいろ考えさせられる内容なのです。

それと、主演の西島秀俊さんもすごく上手だし、脇を固める役者さんたちもすごい方ばかり。。。

役所広司さんはもちろんですが、管田俊さん(「CUT」のヤクザのボス役でした。)、哀川翔さん、大杉漣さん、麻生久美子さん、りりィさん。

歌手志望の洞口依子さんが歌うシーン、これもいいですね~



あらすじですが、


主人公の吉井豊(西島秀俊さん)は交通事故で14才から24才までの10年間昏睡状態で眠り続けていたが、ある日突然目覚めるところから話が始まっています。

主演の西島さんは当時28才位ですね。

体は24才の大人になっているのに、10年間眠っていたので目覚めた時はまだ14才の感覚。

その体と心のアンバランスさを見事に演じられていたように思います。

目覚めたのに、家族はすでに離散していて、豊の家を借りて釣堀業と廃品回収業を営んでいる父親の友人藤森(役所広司さん)だけが病院へ迎えにくるという、始まりから悲しすぎる設定です。

交通事故の加害者(大杉漣さん)も病院に来て50万円を渡してもうこれで解放して欲しいと訴えるのですね。

家に帰った豊に、同居人の父親の友人藤森(役所広司さん)は失った10年間を取り戻させる為にいろいろ経験させようとしますが、豊は「何も失ってないのに。。」というのです。
この言葉はすごい説得力がありました。

豊が目覚めたことを藤森から聞いた父親(管田俊さん、「CUT」の正木ボスですね。)は早速家に帰って来ますが、しばらくするとまたふらふらと海外へと行きます。(宗教に入信していたのです。)

妹(麻生久美子さん)も同棲している彼(哀川翔さん)を連れて帰って来ます。

豊の母(りりィさん)ももう別の男性と暮らしており、会いに来た豊に戸惑いますが、しばらく一緒に住もうと家に帰ります。

で、しばらく母、妹、妹の彼、豊との穏やかな(?)家族の生活がはじまるのですが。。。(ある理由で藤森はいない)

この安穏な生活もしばらくだけという、なんか暗黙の了解のようなものがあって、豊もそのことを承知しているような感じなんですね。

母親が誰かが待っている家にそろそろ帰ろうとする気配を感じて、「またいつでも帰って来いよ。」なんて、心は14才のはずなのに聞き分けがいいのです。

豊は家族の絆を再生したと思っているのかな?

ところが、


母も妹も出て行ってしまった家に豊は牧場をし、庭にガーデン喫茶なるものを開店しています。

そこへ、偶然にある人がやって来ます。。。。ネタバレになりますので。><。


豊は目覚めて。。家族を再生しようとした。。


最後のシーンで、豊は藤森に「俺、ちゃんと存在していた?」と聞くのですが、この時の西島さんの表情は圧巻です。

そして、役所さん、「うん、してたよ。」といった時の表情。


映画って、見事なワンシーンを撮ることが出来れば、それだけで名作になりえるかも。。。です。

例えば、「DOLLS」だったら、菅野美穂さんの狂気から正気に一瞬戻ったような表情。

「菊次郎の夏」だったら、老人ホームで母親を見たビートたけしさんの目の表情。

「最強のふたり」だったら、ドリス役のオマール・シーさんの最後の笑顔。

そして、

「ニンゲン合格」では、西島秀俊さんの「俺、ちゃんと存在していた?」と言った時の表情。


などなどです。



黒沢清監督作品は、西島さん絡みで「LOFT」も観ているのですが、(観たとは言えないかも。。。)

「LOFT」は、ミイラや幽霊がやたら出てきて、ほとんど目を覆っていたのですね。(ミイラ、幽霊はすごく苦手!)

西島さんが悪人だったということが最後に分かっただけだという。。。

で、何の話かさっぱり分からなかったのです。



ところで、話は逸れますが、

今日(先日もですが。)、「西島秀俊、蓮實重彦、大宮エリー」という検索キーワードでご訪問頂いていました。

大宮エリーさんは、「海でのはなし」(宮崎あおいさん、西島秀俊さん主演)の監督さんなんですが、

蓮實重彦って誰なのかな?と思ったのですね。

検索したら、

西島秀俊さんの尊敬する人物ということで、拙ブログにてUPしていました。

蓮實重彦さんというお名前をUPしていたのに、調べていなかったといういい加減な管理人です。

蓮實重彦さんは、フランス文学者で、映画評論家、文芸評論家、編集者、そして元東京大学総長なんですね。

黒沢清監督は、立教大学時代に蓮實重彦さんに師事されたらしいのです。

で、

蓮實重彦さんのインタビュー記事を読むとこんなふうに仰ってました。(うろ覚えですが。。)

「かって女優が素晴らしかった日本映画なのに、現在国際的な知名度が低い。しかるべき女優を売りだそうとするプロデューサーもいない。ハリウッドといっているわりには中国系の女優に比べてあまりにも理想が低い。。「SAYURI」と「太陽」で健闘した桃井かおりを国際舞台で売り出さないといけない。男優も同じで「LOFT」の西島秀俊は非常にいいと思った。ついプロデューサー的な発想をしてしまうが、西島秀俊を誰かがもっとあやういエロチックな役に使えば、トニー・レオンを超えうるひとだと思う」

「LOFT」での悪人役の西島さんを見ても、素人だからかトニー・レオンを超えうるひとだとは思わなかったのですが、

あやういエロチックな役と言えば、すぐに西島さんが思い浮かびます。

そう言えば、「2/デュオ 」の 諏訪敦彦監督が「CUT」を観て、成瀬巳喜男監督「浮雲」の森雅之さんの役を西島さんが演じたら適役みたいなことをキネマ旬報で言われてましたね。

成瀬巳喜男監督「浮雲」、管理人も観ました。

森雅之さんの役は女性から見たら、なんと”浮雲”のような男性です。(笑)

西島さんが演じたら、森雅之さんよりもっとエロチックになるんでしょうね。






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