大河ドラマ「八重の桜」第47回”残された時間”
今回の「八重の桜」、
同志社大学設立の為に、病の身であることを伏せて奔走する新島襄が痛々しい回でした。
襄夫婦の大学設立資金集めの為の東京行き。
大隈重信の斡旋で錚錚(そうそう)たる企業家たちから、現在の紙幣価値で言えば、億単位の援助金を集めるのです。
勝海舟からは、徳富蘇峰の主宰する「国民之友」に同志社設立の理念を書いて、広く一般国民からも募金を募ってはどうかと持ちかけられます。
そのほうが、自由を標榜する同志社に相応しいという勝海舟の意見です。
ますます、忙しくなる新島襄。
残された時間はあとわずか。。。 ><。
そして、
大河ドラマ「八重の桜」も残すところあと3回になりました。
さて、
覚馬は早世したみねの長男平馬を養子に迎え、山本家の跡継ぎにと考えていました。
同志社女学校を卒業したら神戸の英和女学校に進学させて欲しいと願う久栄。
「おなごも一個の独立した人間にならんと ほんまの人生には出会えへんわ。」(久栄)
「そうか。しっかり学んでこい。家のことは心配すんな。」(覚馬)
蘆花との失恋から立ち直ったかに見える久栄ですが。。。
前回の”駆け落ち”では、
父である覚馬の意見、心情がなんら描かれていなかった。
で、今回は言葉数は少ないけれど、覚馬の娘久栄への切ない心情が覚馬役の西島さんによってうまく表現されていたように思います。
覚馬と久栄の父子関係が、このドラマで今後どのように描かれるのかは知らないけれど、(撮影はもう終わってますが。)
覚馬は、久栄の同志社女学校卒業式の日、さめざめと泣いたという。。
いろんなエピソードが盛り込みすぎるほど盛り込んであるドラマ「八重の桜」。
でも、エピソードを取り上げたけれど、後が尻切れ蜻蛉(とんぼ)のようになっているのが多々あるような。。
時栄事件、蘆花と久栄の駆け落ち事件を取り上げたのならば、卒業式の覚馬の涙も是非描いて欲しい。
京都復興に尽くした旧会津藩士の山本覚馬。
その偉業は描かれていたけれど、夫、父としての覚馬の心情は脚本的に描かれてなかったように思うのですね。
それはたぶん、時栄事件の時も久栄と蘆花の駆け落ち事件の時も、八重の言動を中心に描かれていたからだと思うのです。
その描き方は、主役だから美化したものです。
大河ドラマだから、時栄事件も久栄と蘆花の駆け落ち事件も個人的なことは別に描く必要はないと思いますが、
個人的な事件を取り上げたからには、片手落ちのないように扱って欲しかったですね。
それと、
東京に行った襄が勝海舟に会うシーンも唐突だったし(覚馬を介して海舟と襄も交友はあったのですが)、
槇村正直にいたっては、驚き!!
襄も八重も槇村の突然の来訪に驚いてましたが、このシーンが必要だったのか疑問です。
伊藤博文率いる政府は、日本国憲法発布と不平等条約改正に向けて、
外務大臣に大隈重信を指名しますが、
大隈重信といえば、早稲田大学の創設者ですよね。
このあたり、慶応大学創設者の福澤諭吉と絡んでもうすこし丁寧に人物象を描いて欲しかったです。
文句ばかりですみません。
第47話視聴率は 13.7% でした。
第46話も 13.7% です。
あらすじ NHK HPより
同志社の大学設立に奔走する襄(オダギリジョー)だが、心臓病を患い体調の思わしくない日が続いていた。
八重(綾瀬はるか)は、資金集めのために動き回ろうとする襄を必死に止めるが、襄は全く聞き入れない。
そんななか、東京の大隈邸で同志社大学設立のための募金集会が開かれることになり、襄は八重と共に東京に向かう。
募金集会は無事成功し、多くの寄付金を集めた襄だったが、体調はさらに悪化し、鎌倉でしばらく静養することに。
そしてついに、八重は主治医から襄の命が長くないことを告げられ…。
同志社大学設立の為に、病の身であることを伏せて奔走する新島襄が痛々しい回でした。
襄夫婦の大学設立資金集めの為の東京行き。
大隈重信の斡旋で錚錚(そうそう)たる企業家たちから、現在の紙幣価値で言えば、億単位の援助金を集めるのです。
勝海舟からは、徳富蘇峰の主宰する「国民之友」に同志社設立の理念を書いて、広く一般国民からも募金を募ってはどうかと持ちかけられます。
そのほうが、自由を標榜する同志社に相応しいという勝海舟の意見です。
ますます、忙しくなる新島襄。
残された時間はあとわずか。。。 ><。
そして、
大河ドラマ「八重の桜」も残すところあと3回になりました。
さて、
覚馬は早世したみねの長男平馬を養子に迎え、山本家の跡継ぎにと考えていました。
同志社女学校を卒業したら神戸の英和女学校に進学させて欲しいと願う久栄。
「おなごも一個の独立した人間にならんと ほんまの人生には出会えへんわ。」(久栄)
「そうか。しっかり学んでこい。家のことは心配すんな。」(覚馬)
蘆花との失恋から立ち直ったかに見える久栄ですが。。。
前回の”駆け落ち”では、
父である覚馬の意見、心情がなんら描かれていなかった。
で、今回は言葉数は少ないけれど、覚馬の娘久栄への切ない心情が覚馬役の西島さんによってうまく表現されていたように思います。
覚馬と久栄の父子関係が、このドラマで今後どのように描かれるのかは知らないけれど、(撮影はもう終わってますが。)
覚馬は、久栄の同志社女学校卒業式の日、さめざめと泣いたという。。
いろんなエピソードが盛り込みすぎるほど盛り込んであるドラマ「八重の桜」。
でも、エピソードを取り上げたけれど、後が尻切れ蜻蛉(とんぼ)のようになっているのが多々あるような。。
時栄事件、蘆花と久栄の駆け落ち事件を取り上げたのならば、卒業式の覚馬の涙も是非描いて欲しい。
京都復興に尽くした旧会津藩士の山本覚馬。
その偉業は描かれていたけれど、夫、父としての覚馬の心情は脚本的に描かれてなかったように思うのですね。
それはたぶん、時栄事件の時も久栄と蘆花の駆け落ち事件の時も、八重の言動を中心に描かれていたからだと思うのです。
その描き方は、主役だから美化したものです。
大河ドラマだから、時栄事件も久栄と蘆花の駆け落ち事件も個人的なことは別に描く必要はないと思いますが、
個人的な事件を取り上げたからには、片手落ちのないように扱って欲しかったですね。
それと、
東京に行った襄が勝海舟に会うシーンも唐突だったし(覚馬を介して海舟と襄も交友はあったのですが)、
槇村正直にいたっては、驚き!!
襄も八重も槇村の突然の来訪に驚いてましたが、このシーンが必要だったのか疑問です。
伊藤博文率いる政府は、日本国憲法発布と不平等条約改正に向けて、
外務大臣に大隈重信を指名しますが、
大隈重信といえば、早稲田大学の創設者ですよね。
このあたり、慶応大学創設者の福澤諭吉と絡んでもうすこし丁寧に人物象を描いて欲しかったです。
文句ばかりですみません。
第47話視聴率は 13.7% でした。
第46話も 13.7% です。
あらすじ NHK HPより
同志社の大学設立に奔走する襄(オダギリジョー)だが、心臓病を患い体調の思わしくない日が続いていた。
八重(綾瀬はるか)は、資金集めのために動き回ろうとする襄を必死に止めるが、襄は全く聞き入れない。
そんななか、東京の大隈邸で同志社大学設立のための募金集会が開かれることになり、襄は八重と共に東京に向かう。
募金集会は無事成功し、多くの寄付金を集めた襄だったが、体調はさらに悪化し、鎌倉でしばらく静養することに。
そしてついに、八重は主治医から襄の命が長くないことを告げられ…。
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