FC2ブログ
  • 2019_09
  • <<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • >>
  • 2019_11

舞台「オレアナ」を観て。

今日、田中哲司さんX志田未来さんの二人舞台「オレアナ」を観て来ました。

演出は栗山民也さん。
原作はデイヴィット・マメットさん。
デヴィッド・マメットさんはアメリカの劇作家、脚本家、演出家、映画監督。

田中哲司さんは、昇進を目前に控え、安定した晩年の設計図で頭がいっぱいの大学教授ジョン。
志田未来さんは、女子学生キャロル。




main_ttl.jpg





キャロル(志田未来さん)は、大学教授ジョン(田中哲司さん)の研究室を訪れて、「講義内容がよく分からずついていけない。」と訴え、「どうか単位を取らせて欲しい。」と泣きつきます。

そんなキャロルに対して、ジョンは度々掛かる妻からの電話を早々に切り上げ、親切に対応するのです。

が、何故か、
後日、キャロルにセクハラがあったと大学当局に訴えられ、前途洋々だったジョンの未来は壊されていく。。


研究室という密室の中でのことだから、二人以外はその時の様子が分からない。
「セクハラされた」「していない」の繰り返し。
ジョンはあらん限りの言葉を尽くして、キャロルに解ってもらおうとするが、ますます底なし沼に落ちていくようす。

相手の捉え方次第で、”親切心”が”セクハラ”となるのです。
”セクハラ”と思い込まれたら、何を言っても”セクハラ”または”パワハラ”になる。

で、
ラストが凄かったですね!!
追い詰められたジョンの取った行動に、キャロルの放った言葉!!

ちょっと怖い。
現実にもあり得るだろう話ですね。


ジョンを演じられた田中哲司さんは、「僕は被害者だと思っているので。キャロルはひどいなと思っていますね。」

対して、
キャロルを演じられた志田未来さんは、「私自身はキャロルが被害者だなと思っています。共感できる部分も多くあります。」とのこと。

で、観た人の年代、性別によって意見が分かれているらしいですよ。

管理人は、生活がかかっているジョンが可哀相かな、、、と。(笑)

田中哲司さんはさすが安定の演技。
志田未来さんは初舞台だったのですね。声がよく通っていて迫真の演技良かったですよ。







  1. [ edit ]
  2. 演劇
スポンサーサイト




佐々木蔵之介さん舞台「マクベス」を観て。。

まだまだ残暑厳しい折、如何お過ごしですか?

先々週、佐々木蔵之介さんの舞台「マクベス」を観てきました。

「佐々木蔵之介さんと西島秀俊さんは似てるから、お母さんは喜ぶやろう~」とのことで、孫の守りのお礼として用意してくれました。(笑)

「似てないよ!」と娘に言っておきましたが。。。

でも、佐々木蔵之介さんも好きなので、「マクベス」はとても楽しみだったのですよ。


↓ 森之宮ピロティホールより
sasaki.jpg




舞台は、
精神病院の鍵の掛かった病室。
その病室へ女医師、看護師に伴われて、背広を着た患者(佐々木蔵之介さん)が入ってきます。
入室してすぐ、
いきなり背広を脱ぎ下着1枚になって、病衣に着替えさせられるシーンがあり、
その間、精神を病んでいるらしい患者(佐々木蔵之介さん)は、異様に怯えています。その様がほんとうに生々しいのですね。
その後、
医師と看護師が退室して、
患者(佐々木蔵之介さん)のひとり芝居がはじまるのです。

その芝居とは、シェークスピアの戯曲「マクベス」。
よって、佐々木蔵之介さんは「マクベス」に出てくる登場人物20人もの役をなんと一人で演じられてます。

予備知識なく観に行ったので、
膨大なセリフをよどみなくしゃべられるのですが、まさか一人で20人の役を演じられているとは知らなかった為、セリフが聞き取れなかった時、事前に検索しておかなかったことを後悔しました。

「マクベス」は、スコットランドの話で
果敢な将軍であったはずのマクベスが、魔女の予言に惑わされて権力欲に取り付かれ、
主君と、友人であった同僚の将軍バンクォー父子をも殺して、王座に着いたが、罪の恐ろしさに慄(おのの)き、
結局、夫に主君殺害をそそのかしたマクベス夫人は狂死し、マクベスは亡命していた王の息子と貴族に討ち取られて結末を迎えます。 


去年、訪米したとき、メトロポリタン歌劇場でオペラ「マクベス」を観たのですが、
マクベスに殺されたマクベスの同僚バンクォーの亡霊がマクベス国王就任の祝宴の場に現れるシーンは正直恐かったけれど、とても印象的でした。
マクベスにしか見えない亡霊は、犯した罪へのマクベスの恐れと慄き。

今回の舞台「マクベス」も精神病院の患者が語る戯曲「マクベス」ということで、蔵之介さんの演技と演出、舞台装置によってマクベス、マクベス夫人のおどろおどろしい悲劇が再現されているように思いました。

それにしても、蔵之介さんの脱ぐシーンの多いこと。
舞台上の浴槽に、素っ裸になって入られた時は絶句!
浴槽から出て、バスタオルで前を覆って、しゃべられるシーンにはドキドキ!(笑)

帰途、娘が
「細マッチョのところは西島さんに似てるでしょ。」と言いましたが、
「同じ細マッチョでも、全然違うよ!」と応えました。
「蔵之介さんのファンは嬉しかったやろうね。」と、母娘同時に口走ったのには笑ってしまいました。

マクベスは実在の人物で、スコットランドのダンカン王を殺し、自らが王座についたのも事実らしいのですが、
実際のマクベスは17年間優れた統治を行ったそうです。










  1. [ edit ]
  2. 演劇

三谷幸喜さん演出の演劇「90ミニッツ」

昨日(12日)、三谷幸喜さん演出舞台「90ミニッツ」を観てきました。

三谷幸喜さんは今一番、注目されている演出家ですね。
私は三谷幸喜さん演出の舞台も映画も観るのは初めてなのです。
映画「THE 有頂天ホテル」は前から観たいと思っていましたが、機会がなくてそのままになってました。
一度、舞台も観に行きたいと思っていたのです。
ところが、娘から券があるからと誘いがありました!!

50才の節目ということで”三谷幸喜生誕50周年スペシャル企画大感謝祭"と銘打って,2011年は映画・演劇・テレビ・小説の各ジャンルで計7本の新作を発表されました。
「90ミニッツ」はその最後に上演された作品です。

「90ミニッツ」は西村雅彦&近藤芳正のために新たに書き下ろされた二人芝居で、現代を舞台にある「選択」を迫られた二人の男の戦慄の物語。
一切の笑いを封印した究極の90分間。


index.jpg


”戦慄”とか”一切の笑いを封印した究極の90分間”とありますが、これもギャグの一種かな?
テーマは重いですが、演出、セリフは面白く、何回も笑いました。
西村雅彦さんと近藤芳正さんのふたり芝居で、90分以上おふたりは舞台に出ずっぱりです。
セリフも難しい医学用語がぽんぽんと飛び出して来ます。
医者役の西村雅彦さんがよくあれだけのセリフを覚えられて、淀みなくすらすらと喋られたものです。西村雅彦さんはドラマ「古畑任三郎」で注目された俳優さんですね。あのとぼけた味の演技がとても良かったです。

舞台は整形外科の医者(西村雅彦さん)が携帯電話で話をしているところから始まっています。
電話の相手は不動産業者のようです。”坂の上に建てる家”を不動産業者に依頼しているようです。

この”坂の上の家”で、ある有名な映画を思い出しました。
黒沢明監督の「天国と地獄」です。私はこの映画はリメイク版で観ました。
出演は佐藤浩一さんと妻夫木聡さんです。
映画「天国と地獄」の犯人は、いつも”坂の上にある豪邸”を見ていたと告白します。
そして、社会的成功者である”坂の上の家”の持ち主は坂の上から下の家々を見下ろしているかのようです。この映画も演劇「90ミニッツ」もそうですが、成功者になることを望んで来た者がある事件で際どい選択を迫られるのです。

舞台劇「90ミニッツ」は、交通事故で病院に運ばれてきた少年の父親(近藤芳正さん)が手術による輸血を拒否して、承諾書にサインをしないことから問題が生じます。
サインをしないのは信仰上の理由のようですが、父親としてはサインをしたい気持ちもあるのですが、周りがそれを許さないという事情を抱えています。
輸血を承諾したら、少年も家族もその集団では生きていけないというのです。

医者(西村雅彦さん)は手術をしたら絶対に助かる患者なので、どうしてもサインをして欲しいのです。サインなしで手術をすれば後に患者の家族から訴えられます。
医者は目の前に迫った教授選で教授になって”坂の上に家”を建てることを夢みているようで、あとで訴えられるのは困るのです。
訴えられても医者としての良心を取るべきか。。。とすごい葛藤です。
そしてこのような場面に出くわした自分の運命をも呪います。

一方、父親も葛藤します。
村八分のような状態になっても、息子を救うべきか。。。
信仰と父親の愛との間で心が揺れ動きます。

舞台では医者と父親の押し問答が9才の少年が危篤状態になるまで続きます。その時間が90分なのです。舞台の真ん中に上から一筋の水がずっと流れていますが、この一筋の水は少年の命のようです。この水が途絶える直前に答えは出ます。

医者は医者としての良心を優先するか。父親は父親としての愛を全うするか。。。。
最後のシーンは”心が満たされる”ということはどういうことなのか。。を物語っているように思いました。
ある意味でのパラドックスですね!!!







  1. [ edit ]
  2. 演劇


NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY

プロフィール

coco1208

Author:coco1208
ご訪問ありがとうございます。

検索フォーム

FCカウンター

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

« 2019 10  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

pagetop