FC2ブログ
  • 2019_07
  • <<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • >>
  • 2019_09

フランス映画「オーケストラ」を観て。

今年の初視聴映画は、
久々に感動したフランス映画「オーケストラ」!
2009年公開作j品。(日本公開2010年)



153283_01.jpg


レンタル返却日まで、何度もラストシーンを見直してしまい、DVDが欲しいとまで。。。(笑)

映画、ドラマもそうだけれど、やはりラストシーンは重要です。


簡単なあらすじですが、

ロシアのボリショイ交響楽団の天才指揮者だったアンドレイ(アレクセイ・グシュコブさん)は、ある事情により追放され、ボリショイ劇場の清掃員になって30年。
そんなある日、彼は、パリの劇場がキャンセルした楽団の代わりとなるオーケストラを探しているという情報を得て、同じように追放されていた劇団員たちを集め、「ボリショイ交響楽団」になりすましてパリに行く計画を立てる。
演目はチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」。
ソリストとして、パリ在住のヴァイオリニストアンヌ=マリー・ジャケ(メラニー・ロランさん)を指名する。


どうして、アンドレイは演目をチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」にしたのか、、、?
ソリストとして何故パリ在住のヴァイオリニストアンヌ=マリー・ジャケを指名したのか、、、?
謎のままストーリーは進行して行きます。

アンドレイが30年前、交響楽団を追放された理由は、共産主義政府によるユダヤ人排斥政策に加わらなかった為。

同じように追放されて、もう違う職業についている楽団員たちはアンドレイの指示のもとにパリに集合出来るのか?パスポートは?資金は?
等などの問題が発生するのですが、そこはユーモアーにあり得ない設定で乗り切っていて、そこもかなり楽しめました。

謎が明かされていくラストシーンの演奏は、素晴らしい。


ちょうど去年、夫とフェスティバルホールへ
フランクフルト放送交響楽団の演奏を聴きに行っていたのですね。
演目は、チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」。
ソリストは、五嶋龍さん

五嶋龍さんの、チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」ソロ演奏も良かったのですが、

映画ラストでの、バイオリニストアンヌ=マリー・ジャケのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」ソロ演奏は、
ストーリーとの相乗効果でグッと心に響く演奏でした。
このあたりは映像効果と音響効果による映画の特質で、より深い感動を得られました。

ところで、
本作の配給は日本の会社ギャガ。



アンドレイ役のアレクセイ・グシュコブさんは、佇まいが鹿賀丈史さんに似ているのですね。
アンヌ=マリー・ジャケ役のメラニー・ロランさんは綺麗で、適役。
彼女の気の乗らない様子の表情から、オーケストラと溶け合って演奏してゆく喜びの表情への変化は圧巻です。



余談ですが、
五嶋龍さんはすごい人気ですね。
演奏後、ずらっと列が出来ていまして、何かな?と思ったら五嶋龍さんサイン会なんですね。
五嶋龍さんの演奏される(たぶん?)チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」の入ったCDを買って、サインを待つ人の列です。
俳優の向井理さんに似ておられる。(笑)
人気が高いのも分かる気がしました。











  1. [ edit ]
  2. 海外の映画
スポンサーサイト

フランス映画「最強のふたり」を観て。。。

フランス映画「最強のふたり」を視聴しました。

本作は2011年フランスで公開ですが、日本では、2012年9月1日公開でした。

もう、ご視聴されましたか?

実は、ずーとレンタル化を待っていて、先月末やっと近くのレンタルショップで新作として出たので、早速レンタルしました。



映画「最強のふたり」は、事故による頸髄損傷で、首から下の感覚がなくなり、体を動かすことが出来なくなった大富豪の男性フィリップが、自分を病人としてではなく普通のひとりの人間として対等に扱うスラム街出身の黒人男性ドリスを介護人にすることによって、不便だけれども不幸(むしろ幸せ?)ではなくなっていく物語です。



↓まずは、予告編をご覧下さいね~




この映画を観ていると、ふたりは驚くほど、いろんなことに挑戦していることが分かります。

まず、ドリスは、フィリップが手も足も自分の意思で動かせることが出来ない身体的には弱者であるという見方を一切していないのです。

これは、ややもすれば、今の世の中では、身体的に不自由な人に対するある種の虐待(?)とも受け取られかねないことも平気でやったり、言ったりしてのけます。

でも、ドリスの言動、行動は、フィリップにはとても小気味のいいことなのです!!

体は不自由でも、精神は自由ですし、プライドもあります。

フィリップは病人扱いされるのが、ただただ嫌なのです。


管理人の友達で、曾て大病で入院した折り、医師や看護師から、事あるごとに、「~してあげようね。」と言われ、敢然とその言葉に異議申し立てをした人がいます。

その話を聞いて、管理人はその勇気に脱帽しました。
恥ずかしながら、そんな勇気はないです~。><。

話しは逸れましたが。。

愛に関しても、

ドリスはフィリップに果敢に行動するように手助けします。

フィリップには、文通相手の彼女がいて、文通で愛を語っていたのを、電話をするべきだとドリス。
そして、実際に会うところまでいきます。  


そんなふたりの行動に、管理人もほんと勇気を頂きました!


障害を持った大富豪フィリップ役にフランソワ・クリュゼさん。

介護人として採用されたドリス役にオマール・シーさん。


スラム街では、素行のよくなかったドリスの顔付きが後半になるにつれて、ぐっとよくなってくるのも見物です。

特に、最後のシーンのドリス役のオマール・シーさんの笑みを湛えた表情。

こんな素敵な表情の俳優さんを観たのは初めてではないかな?と思ってしまいました!

なんとも素晴らしい表情です。


本作は、実話を映画化されたのですが、本来は黒人男性ではなく、スラム街出身の男性ということです。

ふたりの絆は後年までずっと続き、映画の最後のシーンでは実際のふたりの姿が流れます。


2011年10月23日、第24回東京国際映画祭のコンペティション部門にて上映され、最高賞である東京サクラグランプリを受賞し、主演の二人も最優秀男優賞を受賞した。
また、第37回セザール賞で作品・監督・主演男優・助演女優・撮影・脚本・編集・音響賞にノミネートされ、主演男優賞を受賞した。

フランスでの歴代観客動員数で3位(フランス映画のみの歴代観客動員数では2位)となる大ヒット作となった。日本でも興行収入が16億円を超え、日本で公開されたフランス語映画の中で歴代1位のヒット作となった。


                                (ウィキペディアより)








  1. [ edit ]
  2. 海外の映画

イギリス映画「英国王のスピーチ」

「英国王のスピーチ」をもう視聴されましたか?

とても心打たれる映画です!


英国史上、もっとも内気な国王と言われた現エリザベス女王の父・ジョージ6世の物語です。


001.jpg
     左よりローグ         ジョージ6世          妻エリザベス


あらすじ

1936年の英国の話。
国王ジョージ5世の後継として即位した長男エドワード8世は、1年もたたないうちに離婚歴のある米国女性と結婚するために王座を捨ててしまいます。

エドワード8世の王座を捨てた恋は、映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』になっています。

そこで、弟であるヨーク公がジョージ6世として即位するのですが、彼は内気で幼い頃から吃音症に悩み、国王として必要なスピーチがとても苦手です!
彼の妻エリザベスは夫思いで、頼もしく、社交的な性格で、夫の吃音を治療するために、医者ではなく植民地出身の平民のオーストラリア人のスピーチ矯正専門家ローグを見つけ出してきます。

ジョージ6世は幼い頃の恐怖体験を大人になっても引きずっていて、強い自己嫌悪感を持ち、短気で、しかも複雑、かつ繊細な性格を持っている人物。

だが、国王としての責任感は強く、国王に必要なスピーチを克服するために、スピーチ矯正専門家ローグに怒りながらも努力して吃音を矯正していく話しなのですが、その過程でのローグとの友情にも目覚めていく話でもあるのです。


まずは、「英国王のスピーチ」の予告編をご覧下さいね!





吃音症のジョージ6世役がコリン・ファースさん。アカデミー賞主演男優賞ですね。すごい好演です。
矯正専門家ローグの治療方法に怒っては、治療を中断したりとジョージ6世の気難しい性格があますところなく表現されていて、だけど国王としての責務を果たすため吃音を矯正するために努力する姿は観ている者の心に訴えかけてきます。

吃音矯正専門家ローグは、ジョージ6世が如何に怒って治療を中断しようとも気にかけません。彼の性格を把握していて、きっと自分のところにまた戻ってくると確信しているのです。
ローグ役は名優ジェフリー・ラッシュさん。
ローグのいつも淡々としているが、自分の治療に対する自負など堂々とした姿は観客を引きつけます。

そして、ジョージ6世の妻エリザベスの明るさと優しさ、極上のユーモアが観客を癒します。
エリザベス役はヘレナ・ボナム・カーターさんです。
本作を観ていると、妻って大事だなあと思います。
妻エリザベスが、無名の、しかも植民地出身の矯正専門家を見つけてきたことが、エリザベスの権威に囚われない性格が見えてくるようです。


映画最後のシーン、ナチス・ドイツとの開戦を国民に告げる英国王ジョージ6世のスピーチは、どうして開戦をしなければならないのかを、国民に対してゆっくりと噛みしめるように語りかけます。
自身の吃音と闘いながらも努力して克服し、真摯に国民と向き合う姿、そのスピーチに拍手を送りたいです。


自らも吃音症であった脚本家のデヴィッド・サイドラーは、30年以上この企画を温めていた。
これは、ライオネル・ローグに関する記録がほとんど手に入らず、ライオネルの息子バレンタイン(Valentine)が保有していた治療記録は、ジョージ6世王妃(後の皇太后)エリザベスから存命中の公表を拒まれたからである。皇太后が2002年に101歳で死去すると、サイドラーは作業を再開する。
ライオネル・ローグの孫に当たるマーク・ローグ(Mark Logue)は、整理していた父の遺品の中に祖父ライオネルとジョージ6世との往復書簡が大量にあることに気付いた。
BBCによるマークへのインタビューによると、撮影の約9週間前に製作スタッフが彼に接近し、ヨーク公の治療に関する資料を手に入れたという。
製作陣はその資料を基にして脚本の手直しにかかった。監督のトム・フーパーは、映画の重要な台詞のいくつかがローグのメモの直接的な引用であると述べている。

本作は2010年のイギリスの歴史ドラマ映画で、第83回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞と主要な賞を受賞したのを手始めに、世界各地の映画賞、合わせて63個を得ています。

日本で2011年9月2日発売のDVDは初週5745枚を売り上げオリコンDVD週間ランキングで総合第1位となった。

                             (ウィキペディアより抜粋)




日本は要人のスピーチってあまり聞かないですね。
伝えなければならないことってないのかな・・・

本作のように、開戦のスピーチではなくとも、良きにつけ、悪しきにつけ、ある事を政府が為す時、またはある事態が起こった時は、首相のスピーチが必要だと思うのです。

記者会見というのはあるけれど、スピーチとは少し違うように感じますが。。。

日本人はスピーチが苦手なようで、国民も国民性として仕方がないと思っているようです。

そのことが少し物足りないなあと思っていました。

スピーチは演説です。
記者会見とは少し違うような。。


外国人(特に欧米人)は生まれながらスピーチが上手な国民であると思ってきたけれど、この映画を見ると国王もとても努力をされているということがよく分かります。



内気で、スピーチに憧れているものには、とても心強く痛快な作品です。^^


映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』公式サイト   ←クリック下さいね!






  1. [ edit ]
  2. 海外の映画

アメリカ映画「サウンド・オブ・ミュージック」(The Sound of Music)

この夏、ザルツブルグへ行くこともあって、「サウンド・オブ・ミュージック」(The Sound of Music)を30年(?)振りに再視聴しました。

とても、有名な映画なので、ほとんどの方がご存知と思います。
「サウンド・オブ・ミュージック」はアメリカ映画?という問い合わせがありました。^^
撮影はザルツブルグで、内容もオーストリアの話ですが、製作国はアメリカです。



観る年代によって、感じ方が違うのですね~。
若い頃、マリアの恋に胸をときめかせ、トラップ大佐の歌うEdelweiss「エーデルワイス」(Edelweiss)にしびれたのですが30年ほど経って観たら、また違う方面に興味を持ちました。

この映画はオーストリアが1938年、ナチス党政権下のドイツに併合される時、愛国者で、誇り高いトラップ大佐が一家とともに中立国スイスへ亡命する話です。

亡命の日、トラップ大佐家の執事がナチスに密告していて、ナチス軍が家の前で待ち伏せしています。
この日はザルツブルグ音楽祭で、子供たちが出演するように勧められていたのに断っていたトラップ大佐は急遽音楽祭に出演すると言い、時間稼ぎをして、この音楽祭の途中にザルツブルグから脱出しようとします。
うまく脱出できるのか。。。結果は知っているのに、このあたりのシーンは何度観ても、手に汗を握ってしまいます。^^

この亡命の前にトラップ大佐はマリアと結婚式をあげるのですが、今の時代はどうか知りませんが、この時代の教会での結婚式は荘厳で素晴らしいです!!


そして、


「サウンド・オブ・ミュージック」の音楽はどれもとても好きなものばかり。
「マリア」(Maria)以外にも、「もうすぐ17才」(Sixteen Going on Seventeen)、「ひとりぼっちの羊飼い」(Lonely Goatherd)、「さようなら、ごきげんよう」(So Long, Farewell)、もちろん「ドレミ歌」(Do-Re-Mi)など何回聴いても飽きないですね~。


この映画「サウンド・オブ・ミュージック」は同名のミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を原作とするミュージカル映画で、1965年公開の第38回アカデミー賞 作品なのですね。

「サウンド・オブ・ミュージック」はミュージカルとしても、日本でも劇団四季などで上演されています。

ミュージカルはオペレッタととても似ているのですが、それもそのはず、ヨーロッパのオペレッタがアメリカに渡り、ミュージカルになったと考えられています。

映画の中で、修道院院長が歌う「すべての山に登れ」(Climb Ev'ry Mountain)(最後のスイスへと亡命する山中でも流れます。)はオペラのようにとても聴き応えのある曲です。

ところで、オペラとオペレッタの違いは、一言で、芸術か娯楽の違いらしいのです。

ミュージカルはオペレッタよりもっと娯楽性があり、管理人は芸術より娯楽性の高いほうが好きです。


IMG_1127.jpg

トラップ大佐一家~ 一番幼い女の子がとても可愛いです。



  1. [ edit ]
  2. 海外の映画

アメリカ映画「真夜中のカーボーイ」

「真夜中のカーボーイ」を視聴しました。


                 518ZKCCK5JL__SL500_AA300_.jpg


映画「真夜中のカーボーイ」は1969年のアメリカ映画です。
1969年の頃の管理人はフランソワーズ・サガンの小説に凝っていて、アメリカ映画よりフランス映画をよく見ていたので、映画「真夜中のカーボーイ」はアカデミー賞受賞作品だったし、主題歌の「うわさの男」もヒットしたので、知っていたのですが、まだ観ていなかったのです。
ブロ友さんがとても印象的な作品と言われていたし、ダステイン・ホフマンさんも出演ということで観ました。


映画(ドラマもそうですが)には、観ているときは面白くても、最後にがっかりする展開の作品と、観ているときは特に面白くはないが、観終わった後に印象が残り、胸がじ~んとくる作品の二通りがあると思うのですが、(もちろん観ている時も良く、観終わったあとも感動する映画もありますが。。。)この「真夜中のカーボーイ」は後者です。
そして、時間が経つほどその映像が鮮明になってきます。

私的には、変な言い方ですが、俳句のような映画でした。
説明というものがなく、セリフと事実の描写(まるで写生をしているよう。。)、そして展開がすごく早いです!主人公の過去の出来事は何回もフラッシュ・バックで出てきますが、その主人公の過去の悲しい、辛い出来事については何の説明もありません。
またビッコをひくダステイン・ホフマンさんの過去についてもです。
すべて観客の感じ方、想像に任せているようです。だからなのか、観終わった後の余韻はすごくあり、いろいろなことを考えさせてくれる秀作です。
それにしても名優の誉れが高いダステイン・ホフマンさん!凄い演技力です~!!
ビッコをひく小男役のダステイン・ホフマンさんの表情を観ているだけで、胸がいっぱいになり、切なくなります。靴に小石を入れて演じられたとか。。



あらすじ(ネタバレです)

テキサスの青年・ジョー(ジョン・ヴォイトさん)はカウボーイスタイルに身を固めてニューヨークに出て来ます。
意気揚々と長距離バスに乗り込むので、管理人は青年・ジョー(ジョン・ヴォイトさん)はニューヨークの自由と夢に憧れて出て来たのだと思っていたのですが、ニューヨークに着くなり、交差点で若くもない女性に「自由の女神はどこですか?」と聞くのです。
それは有閑マダムを引っ掛けてお金を要求するためだったらしいのですが、逆に引っ掛けた女にお金を取られる始末!
ジョーがニューヨークに来たのは男性的魅力で富と名声を手に入れるため(つまり男娼になること?)だったのです。
ジョーはスラム街に住むラッツォ(ダスティン・ホフマンさん)というびっこの小男に出会い、売春の斡旋人を世話してくれるという約束で10ドルを渡しますが、斡旋人はホモ専門だったのです。
騙されたと知ったジョーはラッツォを捕まえて問い詰めますが、既にラッツォの手にはお金がもうありません。
ジョーもすっからかんなので、罪滅ぼしにラッツォは、カモ探しに協力するようになります。
二人はラッツォのねぐらである廃墟のビルで共同生活を始めるのですが、この廃墟ビルがなんとも汚くて、電気もなく、悲惨な生活ぶりです。
1969年代のニューヨークのスラム街はこのような感じだったのですね!少しショックでした。
管理人はニューヨークには行ったことがないのですが、当時のニューヨークの街の感じを、観客が納得いくように描いてくれてます。
1969年のアメリカはどうだったのか。
日本では学生運動の真最中です。そして、ベトナム戦争の真最中でした。
この映画を観ていると、その頃のべ平連(ベトナムに平和を!)を思い出します。
この映画のニューヨークの騒々しさはアメリカ国民が戦争に精神的に疲れてきたことを物語っているようです。
監督さんはジョン・シュレシンジャーさん。イギリスの方なのですね。


この廃墟のビルでジョーとラッツォの間に友情が芽生えるのですが、冬のニューヨークでの暖房もない貧しい生活。
そのうち、ラッツォは病魔に冒されてしまいます。
ひょんなことからジョーのジゴロ稼業がうまくいきそうになるのですが、ラッツォの病状が悪化して、体が動かなくなり、ラッツォは一人でもフロリダに行きたいと言い出します。
ジョーはゲイの紳士から金を強奪し、ラッツォを連れてラッツォの憧れの地フロリダ行きのバスに乗るのですが、マイアミを間近にしたバスの中で、既に身体の自由の利かなくなっていたラッツォは小水を漏らしてしまうのです。
このあたりから、だんだん管理人は悲しくなってくるのです。
体が動かず、小水を漏らしてしまったラッツォ(ダスティン・ホフマンさん)の悲しみ!
ダスティン・ホフマンさんのなんともいえない表情にその悲しみがすごく表れていて。。
でも、ジョーは嫌な顔をひとつせず、当然のごとく、淡々とラッツォの服を買い、汚れた衣服を脱がせ、新しい衣服に着替えさせてやります。
そしてジョーもともにカウボーイの服を脱ぎ、フロリダの明るい服に二人は着替えます。
新しい衣服に着替えたジョーとラッツォ!とりわけジョーは生活も新しく出発しようと思うのですね。
ラッツォに「フロリダで自分はちゃんとした仕事に就くよ!」と宣言しますが。。。。


ラッツォの過去の生活がどのようなものであったのか、一切の説明がないので分からないのですが、きっとジョーと同じように辛くて悲しい過去があったのだと思えます。
これから憧れのフロリダに着こうとしているのに。。。
ラッツォは最期だけでも幸せだったのだろうか。。。。

この映画は成人映画なのですね。

大都会の孤独に流される二人の男の生き様を描いたアメリカン・ニューシネマの代表作。
1969年に制定された映画のレイティングシステムで「成人映画」に該当しながらアカデミー賞を受賞した唯一の作品である(受賞後に成人指定は解除された)。
本作品の邦題は本来ならば 『真夜中のカウボーイ』 であるが、当時日本ユナイト映画(ユナイテッド・アーティスツの日本法人)の宣伝部長であった水野晴郎が「都会的な雰囲気を演出したかった(Car=自動車=都会の象徴)」ことを理由に「カーボーイ」としたものがそのまま邦題となった。
しかし、当時の字幕では何故か「カウボーイ」となっている
                                (Wikipedia参照)

ところで、アメリカン・ニューシネマはヌーヴェルヴァーグ(1950年代末に始まったフランスにおける映画運動。)のアメリカ版のようです。日本ヌーヴェルヴァーグで有名な監督さんは大島渚監督と思うのですが。。



  1. [ edit ]
  2. 海外の映画
  3. / トラックバック:0
  4. / コメント:2


NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY>>

プロフィール

coco1208

Author:coco1208
ご訪問ありがとうございます。

検索フォーム

FCカウンター

カレンダー

07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

« 2019 08  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

pagetop